伊達千代さん 見栄えのルール

「デザインルールズ」などの著者であり、デザイナーであり、株式会社TART DESIGNOFFICE代表である
伊達千代さんのお話しを聞いてきました。

お話しというかデザインに関する講座。
目からウロコな内容だったのでざっくりした概要をまとめてみました。

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デザインといってもいろいろな考え方があると思うのですが、
ここでは依頼主がいて、己の仕事の対価としてデザイン料が派生するという
状況でのデザインに関する（要するにビジネス上のデザインの）スキルを
紐解いてくれています。

小売業やメーカーと違って基本的にデザインという仕事には仕入れ値も在庫維持
費もありません。原価ゼロからつくりあげたものに対してデザイン料を払っても
らうわけです。言い換えればそのデザイン料を払っても良いと思える成果物でな
いといけないわけです。

依頼した人がその成果物に対して「こういう事じゃないんだけど、、、」とか
「こんなの自分がやった方が良いんだけど、、、」なんて思ってしまうのは言語
道断です。更に言うと、依頼主の要求をそのまんま表現するだけじゃあデザイン
料は取れない。それじゃあ単なる作業料でしかないのです。

依頼主の求めるポイントをばっちりおさえ、さらにその要望以上の物を産み出し
てあげる。そうすることで「この人に頼んでよかった」と納得してデザイン料を
払ってもらえるのです…　つづく

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　「具体的にどうすれば良いんだーよーっ！」て思った方は伊達さんの本を読むことを
オススメします。わかり易いです。

伊達千代さん。終始優しげな佇まいでいらっしゃいましたが、
きっと仕事では相当厳しい方なんでしょう。
　言葉の一つ一つに力がありとても刺激的な講座でした。