ユダヤ人大富豪の教え−幸せな金持ちになる17の秘訣 - その1
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2003/06/19
- メディア: 単行本
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何年か前に話題になっていた本です。
アメリカを旅する日本人の若者が
老いたユダヤ人大富豪に出会い、
その老人から成功の秘訣を学んでいくという物語。
著書が経験した実話をベースにしてるようです。
読みやすいし、とても前向きな気分になります。
印象的だった老人の言葉をいくつか引用します。
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「私は幸せな金持ちになるためには、自分らしい人生を生きる必要
があると言ったのだ。
多くの人は金を求めて、さまよい歩き、金のためには
何でもするようになる。
でも皮肉なことだが、結果的には一時的に手に入れた金を
失い、心の平安、幸せ、時には健康までも失ってしまう。
君には、同じ間違いを犯してもらいたくない。」
「君はアメリカを一年かけて平和について講演してきたのだろう。
本当に世界平和に貢献したいなら、自分の好きなことをして
生きることがいちばんだよ。
なぜなら、自分の好きなことをやっている人は、他人をうらやんだり、
批判したりしない。
そんなひまがあったら、もっと好きなことをやりたいからね。
この社会の人間がみんなすきなことをやっていたとしたら、
どれだけ平和になるだろう。」
「君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額」
「私は常々一個人が世界に貢献できることは、
ただひとつ。
その人が生まれてきた使命に気づき、
それを生きることだけだと思う。
それには『自分の好きなことをやる』
ただそれだけでいいと思う。
好きなことをやっていればその人は幸せになる。
幸せな人は周りを幸せにするパワーを持つ。
表面上は単なる普通のパン屋にすぎない男も、
魂をこめて焼くパンで多くの人を幸せにできる。
彼の笑顔とパンは人を幸せにし、いい気分にさせる。
平和のデモをやって道端にごみを撒き散らす
連中より、よっぽど平和に貢献していると私は思うね。
好きなことをしていると、必ず道は開ける。
時間差はあるだろうけれど、お金もやってくるはずだ。」
「偉いひとには、あたかも彼が偉くないかのように接しなさい。
そして、偉くない人には、あたかもその人が偉い人のように接しなさい。
そうするとそのどちらからも君は驚きの目で見られるだろう。」
彼らはそんな扱いを受けたことがないからだ。
そして、どちらもが君に感謝し、好意を持つだろう。
偉い人は、普通に接してもらいたいものなのだ。
そして、偉くない人は、偉い人のように扱ってもらいたいものだから。」
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この中でも僕は偉い人との接し方に関する一言に
共鳴しました。
逆に言えば偉く扱われないと怒りだす人たち
(会社の役員をされてる方等に多い気がします)ってのは
本当の意味では偉いとは言えないという事なんでしょう。
この本には他にも幾つか印象的だった一言がありました。
その2に続きます。
・-Jewish Wisdom (ユダヤ人の知恵)- Levi Brackman